トップインタビュー:中国国際航空日本支社長の馮力氏

日本市場回復へ、「新しい中国旅行」提案
訪日は倍増予測で地方誘客を重視

  • 2017年3月15日(水)

-口コミなどを見ると、日本ではサービス面での評価があまり高くないようです

 我々はクチコミを大事にしており、書いていただけることに感謝する。それがあってこそ改善が可能だ。改善点としては、例えば日本人乗務員が現在は30名弱だが、本社とは100名まで増やしたいと話しており、あるいは地上職員も増やしている。また、食事も路線ごとに地域の特性を反映したメニューを提供している。

 平均機齢が5.9年と若いこともアピールしていきたい。


-以遠路線の取り組みはいかがでしょうか

 中国国内はもちろん強いがそれだけでなく、北京発着の欧州線ではシェア1位で、北米も1位を争っている。特に欧州はルフトハンザ・ドイツ航空(LH)とジョイントベンチャーも実施しており、お客様からも利便性をご評価いただいていると思う。現状では日本発の約2割が以遠ではないか。

 今後については、全社的に北京と上海、深セン、成都の各空港でハブ機能の強化に取り組んでいるところで、日本発でも以遠需要を強化していきたい。すでに「中国へ、そして世界へ」というキャッチフレーズを策定しており、競争力の高い運賃を提供するとともに、先述の通り日本人に合ったサービスの導入を続けていく。

 先ほどの日本人乗務員100名という話も、日中路線だけであればそれほど必要ないが、めざしているのは以遠路線にも日本人乗務員が搭乗している体制だ。また、同日乗継ができなくても無料宿泊を提供するサービスもご利用いただける。


-訪日市場での展開はどのように進められるお考えでしょうか

 現在は訪日は「東京イン、大阪アウト」のような鉄板ルートが多いが、今後は地方への誘客が重要になるだろう。弊社独自の施策として、弊社の搭乗券とかマイレージカードなどを提示していただくことで、食事や買い物、温泉、スキー場、ゴルフ場など様々な場所、場面で色々な割引を受けられる取り組みを強化している。

 また、個人の体験として95年に日本で初めて着任したのが福岡で、九州をお勧めしたい。熊本地震もあって需要が伸び悩んでいるのではないかと思うが、九州の温泉やゴルフ、食事は本当に素晴らしく、人情もある。

 さらに、これも個人的な意欲だが、郷に入っては郷に従えが好きな言葉で、なんとか東北再建の役に立ちたいと願っている。


-ありがとうございました

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