トップインタビュー:楽天ライフ&レジャーカンパニートラベル事業長の高野氏

ユーザーと宿泊施設のマッチングに注力
訪日強化で「アジアのリーディングOTA」へ

  • 2017年2月9日(木)

-年頭所感では「アジアのリーディングOTA」をめざすとありましたが

高野 我々はサービスのグローバル展開に取り組んでいる。お客様は「楽天トラベルは日本国内のOTA」というイメージを持っているし、実績の面でもそうなっている。これからは日本だけではなく、強い意志を持ってサービスをグローバルに展開していく。

 まずは訪日旅行に注力する。海外の宿泊施設はまず部屋のタイプありきで、海外OTAは形式的なフォーマットを使って客室を提供している。一方、日本の宿泊施設はさまざまな宿泊プランを用意している。楽天トラベルでも例えば和牛のすき焼きプラン、家族風呂の無料提供プラン、好きな浴衣を選べるプランなど、多様なプランを掲載している。このような多様性が伝わるプラットフォームになれば、海外OTAとの競争で価値を出していけるだろう。また、時期などは未定だが、海外発海外行きの需要も視野に入れ、ビジネスの拡大を検討していきたい。

 近年は訪日外国人旅行者が地方を訪問する機会が増えてきている。例えば香川は非常に好調だ。我々も地方のDMOなどと協力して誘致に取り組んでおり、例えば瀬戸内7県が連携した「せとうち観光推進機構」では、米国籍の社員が出向して観光振興に取り組んでいる。

 日本の観光資源の豊富さや、訪日外国人旅行者が日本に価値を感じてもらっていることなどからすると、政府が掲げる2030年の訪日外国人旅行者数6000万人の達成は十分可能だと思う。ただし、目標達成のために取り組むべき課題は多い。その1つがWiFiサービスで、海外では飲食店でも無料のWiFiサービスが使えるが、日本ではそういう拠点が少ないので、整備していかなければならないと思う。

 今年は楽天グループ全体でグローバルにブランド展開を強化する年だ。昨年11月にはスペインのサッカーチーム「FCバルセロナ」と今年から20年までの4年間のメインパートナー契約を締結した。こうした取り組みにより、楽天のロゴが世界に認識され、理解されるようになる。我々にとって認知度向上のための好機だ。

 楽天グループの展開は大きく、海外OTAに楽天のようなEC事業やクレジットカード事業はできない。我々は「楽天スーパーセール」のような大きなイベントも、宿泊施設に提供できる。楽天が消費者をウェブサイトに連れてくるので、スーパーセールで取り扱いが急増する宿泊施設は多く、実施前と比べると売上高が2倍に伸びたところもある。このような点が競合他社との差別化に繋がるだろう。

 また、楽天グループがお客様に提供しているポイントサービスも強みだ。「楽天スーパーポイント」の経済圏はどんどん拡大しており、楽天カードを持つ人も増えている。リアルの小売店でポイントを貯める「楽天ポイントカード」も好調で、加盟店が増加している。


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