トップインタビュー:プライスライングループ代表取締役社長ダレン・ヒューストン氏

  • 2015年6月2日(火)

 プライスライングループは日本市場への取り組みを強化していく。同グループはBooking.comやpriceline.com、Agoda.comなど6つのブランドを有しており、現在200を超える国・地域で、40言語以上でサービスを展開している。「焦点を当てるのは常に大きな市場であり、日本もその1つ」と述べ、インバウンドについても「日本はアジアの中でも最大のデスティネーション」と位置づける、同グループ代表取締役社長でBooking.com最高経営責任者のダレン・ヒューストン氏に、今後の取り組みを聞いた。


-日本市場の位置づけを改めて教えて下さい

ダレン・ヒューストン氏(以下、敬称略) 旅行業界全体では、日本はアジアのなかでは今もなお最大の市場だ。中国ももちろん急速に伸びているが、それでも日本は依然として世界第3位の経済規模を誇っており、それに呼応する形で市場規模は大きい。

 我々にとって日本人の取り扱いは国内も海外も伸びているが、予約の数量はまだそれほど大きくはない。アジア太平洋地域では中国やオーストラリアの方が大きいのが現状だ。また、全世界で見るとトップは米国で、日本はまだ10位ぐらい。我々は日本人にウェブサイトをもっと利用してもらえるよう努力をしているところだ。

 一方で、世界の旅行者のなかで、日本はデスティネーションとしての人気がとても高まっている。海外からの訪問者については、世界的に見ても最も成長がめざましい国ではないか。円安やビザの緩和、羽田の再国際化など、同時期に色々なことが起こっており、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催も決定した。日本はBooking.comの予約で見ると、デスティネーションとしては世界の3%から5%程度。しかし、潜在的には10%に伸びていく可能性がある。

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