インタビュー:スターフライヤー営業本部長の高橋信氏

釜山線の成功へ注力
日帰り旅行も促進、サービスと運賃で勝負

  • 2012年6月26日(火)

-LCCとの競合はいかがでしょうか。以前はハイブリッドLCCをめざすと発表していました

高橋 ハイブリッドLCCはやめた。代わりに、中期経営計画でハイブリッド・エアラインを目標として位置づけた。ハイブリッドが色々混ぜ合わせるという意味であるとして、我々はハード、ソフトともに良いサービスと競争力のある運賃をミックスしてやっていく。

 最近、LCCは欠航してもまったくお客様のケアをしないなどといわれているが、我々は大手と同様、すべてケアする。機内サービスもする。しかし、「スターフライヤーはLCCなんだろう」といわれてしまう。欠航、遅延が多く、欠航してもケアがないとか、あるいは不親切、空港に係員がいないなど、ネガティブなイメージが付きまとうので、慌ててやめた。

 ただし、やることは変わらない。できる限り運航効率を高め、コストを下げて競争力のある運賃を提供していく。


-今後の路線展開について、タイやベトナムも選択肢という話も出ていましたが、方向性をお教えください

高橋 国内線の総需要が減ってきている中で、国際線を拡充していきたい。2014年には羽田からも国際線を運航したいと計画している。とはいえ、具体的な新路線はアイディアも出ていない状況で、まずは釜山線が成功してからだ。

 検討するとすれば、釜山線と同様、マーケットがすでにある路線になるだろう。小さい会社は、マーケットがあるところに入って他社からシェアを奪っていくことになる。大手と異なり、新路線に就航して需要を創出していくのは困難だ。

 飛行距離だけを見れば、A320型機で北九州や福岡からタイやベトナムに飛ぶことは可能だが、私は個人的には賛成していない。ベトナムであれば東京からの方が良いと思うが、今度はA320では届かない。その意味では、3年後くらいになると航続距離の長いA320neoが出てくるので、良いのではないかと思う。

 いずれにしても、東京だけでなく関空や九州から飛ばす可能性もあり、それぞれ目的地や路線構成が変わるので、非常に慎重に考えたい。とはいえ、パイロットや機材の準備もあるので、次の路線を具体化するのであれば年内には次の展開を決めて準備をしたい。そのためには釜山が成功していなければならない。


-ありがとうございました

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