スペシャリスト・インタビュー:京成トラベルサービス 北林幸子さん

ヨーロッパの良さを実感できるより深い旅を

 京成船橋駅の改札口と同じビルの2階、2009年11月にオープンした京成トラベルサービス船橋営業所。開業に合わせ、青戸営業所から異動した北林さんは、この春で入社10年目を迎えます。東京と千葉を行き交う人々が流れる船橋駅は、旅行代理店の激戦区でもあるとか。そんな船橋で奮闘する北林さんに、今年開眼したというハワイを含め、ヨーロッパの魅力についてお話を伺いました。

京成トラベルサービス 船橋営業所
北林幸子さん
2011年度(第7回)デスティネーション・スペシャリスト(DS) スペイン・ポルトガル認定


Q.海外旅行のデビューがスペインだったとか

 入社1年目の年にヨーロッパの主要都市を旅行した両親が、今度はスペインに行くというので付いて行ったのが最初です。周遊で1週間程度、マドリッドやバルセロナなどを周りましたが、やはりガウディのサグラダ・ファミリアは見応えがありましたね。ただ、私は3年前に行ったポルトガルの方が自分にあっているような気がしました。

 食べ物もスペインよりあっさりしていて、例えば粉ふきイモと蒸したタラをあわせるといったシンプルな料理がおいしかったです。いつか叶うなら、リスボンにじっくり滞在するプチロングステイをしてみたいと思っています。


Q.ヨーロッパに惹かれるのはなぜですか

 1つは街並みです。日本だと新しい建物が次から次へと建ってしまいますが、ヨーロッパには古い建物がそのまま残され、今でもそこに人々の暮らしがあります。オランダやベルギー、ドイツなどにも行きましたが、どこも歴史が漂う街並みが好きですね。

 あとは“人”でしょうか。ヨーロッパに行く場合は、知識を増やすためにもあえて添乗員と現地ガイド付きのパッケージツアーに参加しますが、いろいろなことを知っている現地のガイドさんや地元の人とのコミュニケーションが好きです。オーストリアの人は意外にも日本好きが多い、といったイメージと異なる発見もあって面白いですね。