インタビュー:カンタス航空営業本部長 新谷重則氏

  • 2011年12月6日(火)

■今後の需要と座席供給量の見通し

 オーストラリア発の需要が回復しつつあるとはいえ、現時点で前年比30%減。本社からは日本での販売に期待する指示が来ている。感触としては、10月の出だしは非常に良かったが、11月以降はマーケットが静か。とはいえ、大きく崩れていくことはないと思う。教育旅行を下支えにして、パッケージやFIT、業務渡航を積み上げていく。

 座席供給量については、日本支社としては基本的に座席供給量の拡大を希望しており、まずはB747型機での運航を週6便に戻す。その後の拡大に関しては、B747型機のデイリー化も含めて話しているところだが、拡大したいとは思っている。ただ新路線、増便などの可能性については、言及するのは難しい。我々の希望するものはもちろんあるが、全社の路線計画があるため未だ不明。

 また、これまでQFでは機材が足りずチャーターにはあまり取り組めていなかったが、現在いろいろと調整を進めているところで、需要と機材があれば積極的にやっていきたいと考えている。


■羽田就航の可能性

 羽田については本社の検討事項であり、さらにオーストラリア政府としての判断もあるため、日本支社でコメントすることはできないが、すでに明らかにしている通り(リンク)、QFとして羽田に興味は持っており、慎重に分析しているところ。とはいえ、最終的にどの航空会社が飛ぶかを決めるのはオーストラリア政府だ。

 販売する立場としては、スロットが何時になるかによるが時間帯が基本的にあまり良くない。ただし、欧州や北米と違って時差がないため、比較的にやりくりがしやすい可能性はありそうだ。

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