スペシャリスト・インタビュー<TC>:阪急阪神ビジネストラベル 齋藤幸司さん

  • 2010年9月6日(月)
コミュニケーション・スキル講座の受講で日頃の業務を確認・整理

 阪急交通社に入社して以来、業務渡航を担当してきたという齋藤さん。今年4月に阪急交通社と阪神航空が統合したことで、業務渡航部門は全て阪急阪神ビジネストラベルとして集約されました。齋藤さんも同社で新たに働くこととなり、これまでの3年間の経験がより活かされる環境となったのです。トラベル・コーディネーター(TC)の取得は軽い気持ちだったといいますが、日頃からお客さまへの対応について気にかけているという齋藤さんにとっては必然だったと言えるでしょう。TC取得におけるコミュニケーション・スキルの受講はどう役立っているのか、お話をうかがいました。

阪急阪神ビジネストラベル
東日本営業本部 東京第一支店第三グループ
齋藤幸司さん
トラベル・コーディネーター(2009年認定)

                                  
                               
Q.旅行業界に入られた経緯を教えてください

 就職活動時に旅行業界に進むというイメージをもっていましたが、本当にそうしたいのか、そこで何がしたいのかを確認する意味で、1年間旅行の専門学校に通いました。そこで旅行に関する勉強をして、インハウスのエージェントに就職。その後、縁があって阪急交通社に転職しました。入社以来、法人のお客様を対象に業務渡航の予約や手配をするインサイドセールスが中心の仕事です。今年4月に新会社「阪急阪神ビジネストラベル」となってからも業務内容は継続しています。


Q.TC取得のきっかけは何でしたか

 実はこういう資格があるということを知りませんでした。昨年、社内メールでトラベル・カウンセラー制度の各種資格の情報が流れてきて、それが目にとまったんです。業務内容を考えると、特定のデスティネーション・スペシャリストは当てはまらないので、TCを受けることにしました。当社では、資格を取得すると会社が経費を負担してくれるシステムになっているんです。

 1年以上の実務経験があり、総合旅行業務取扱管理者の資格があるので、コミュニケーション・スキルの養成講座を受けました。内容は、これまでお客様にしてきた自分の対応が正しいものかそうでないかの確認作業のような感じでした。カウンター業務など、直接お客様と接する方を対象としているのだと思いますが、同じ接客という意味ではためになりましたね。


Q.具体的にどのようなことですか

 私の場合は電話やメールでの接客がメインですが、顔の表情が見えない分、使う言葉が重要になってきます。例えば「恐れ入ります」というようなクッション言葉を入れることで会話を柔らかくするとか、「はい」という相槌ひとつでも打ち方によってお客様の受け取り方が違ってくるといったことです。

 実は、お客様への対応というのが人一倍気になるタイプで、社内では秘かに“風紀委員”と呼ばれています(笑)。入社したばかりの時から鳴り続ける電話が気になって、担当も決まらないうちから上司に電話をとらせてほしいと申し出たりしていました。今も年齢を問わず、気になったことは注意してまわっています。電話に出る時は社名だけでなく名前も名乗るようにしようとか、お昼休みのシフトにおいてもズレが出ると同僚に迷惑がかかるだけでなくお客様を待たせることになってしまうことを自覚するよう小言を言っています。


Q.TCの資格はどのように活かしていますか

 あくまで自己啓発として挑戦したもので、どう活かすかというところまでは考えていません。社内では、英会話やパソコンスキルなど、教育プログラムの一環という位置づけです。資格は取得することですぐに活かすことができるものもありますが、知識や見聞を広めるという意味で取得するのもアリだと思っています。TCは、旅行業に就いていなくても人と対する仕事なら為になるでしょう。私はほかにも秘書検定やビジネス検定の資格も持っているのですが、いずれも深い意味はなく受けました。どちらもビジネスマナーを身につけるという意味で役立っていますし、持っている資格が話のネタになることもありますよ。


Q.新会社となって新たに取り組んでいることはありますか

 経済状況に左右される業務渡航は、厳しいですね。最近の動きとして、当社でもBTM(ビジネストラベルマネジメント)に力を入れ始めています。例えば、危機管理やコストセーブを主に提案することで顧客を獲得していくという手法です。また、昨年はエクスペディアの子会社であるエジェンシアとグローバル契約をしました。BTMの分野で世界第5位のエジェンシアと組むことで、グローバルなマーケットを開拓していくのがねらいです。私自身は日本マーケットが担当ですが、こうした業務提携により、海外の情報が入ってくることに期待しています。最後は情報がすべて、という場合もあると思うので、情報のネットワーク構築が当社の強みになればいいですね。


Q.ところで、旅行はどんな所へ行かれますか

 海外より国内派です。秘湯を探して山奥に入り、地元のお年寄りと話したりするのが好きですね。日頃、電話やネットに囲まれる仕事をしているので、携帯の電波が入らないところが落ち着きます。電波が届かなければ、携帯に出ることはできませんから(笑)。


ありがとうございました
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