都市情報 フランダースの郷土料理
おすすめの過ごし方
ベルギーの広場では曜日によって花市や食品市、魚市、蚤の市、中古品市、日用品市、アンティーク市など、実にさまざまなマーケットが開催されます。色彩華やかな市場を巡ってみれば、地元の人々の暮らしぶりを肌で感じることができるでしょう。また、古都には装飾的な切妻屋根が美しいギルドハウスをはじめ古い邸宅をそのまま使ったカフェやレストラン、ブティックも多く、時代をさかのぼった雰囲気を味わってみるのに最適です。
行程表
1日目
みどころ 日程
<探訪1>
ブリュッセル・ファッション
アントワープ・ファッションがモードの世界で脚光をあびる中、最新流行のファッションの面でブリュッセルの動きが注目されてきています。ショップは下町のダンサール通り、サンジェリ広場 (グランプラスから徒歩10分)界隈に多くあります。もともと寂れていた地区が15年くらい前からブリュッセルのクリエーターを中心としたデザイナーなどが集まる場所になり始め、現在ではブリュッセル・ファション最先端の地区に生まれ変わり、ショップの数は増え続けています。かつて市の活動から取り残されたような存在になっていた下町が、今では人々が集まる活気を取り戻しました。カフェ、レストランも増え、まさにブリュッセル再生です。もちろん既に有名なギャラリー・サンチュベールやアップタウンのルイーズ広場もモードの街ブリュッセルを満喫できる場所です。
終日:ブリュッセルに終日滞在
(例)ダンサール通り→グラン・プラス→グラン・サブロン広場界隈→ジュ・ド・バル広場→Palais de Justice→ルイーズ広場界隈
《ブリュッセル泊》
©ベルギー観光局 /Mieko Yagi
ときには街から足を延ばして
トラムに乗って郊外へ
短距離の移動ならトラム(路面電車)も便利です。ブリュッセルから近郊のテルヴューレン公園やカンブルの森など、市民の憩いの場を訪れてみましょう。北海沿岸の海岸線を走るトラムもあり、車窓からの風景は必見です。
レストラン アトラクション
カフェ・デュ・ヴォヴィル Cafe du Vaudeville
Galerie de la Reine 11, 1000 Bruxelles/Brussel
TEL: +32(0)2 511 23 45 FAX: +32(0)2 512 40 77
定休日:日曜日夜
マルコリーニメニュー
・コース:50EUR
・ホットチョコレート:4EUR
・プラリネ5種:6.50EUR
・チョコレートアイスクリーム:7EUR
info@cafeduvaudeville.be
http://www.cafeduvaudeville.be
グラン・プラス Grand-Place
(3月-10月 火〜日 午前8時〜午後6時:花市)
グラン・サブロン広場 Place du Grand Sablon
(土曜日 午前9時〜午後6時/日曜日 午前9時〜午後2時:アンティーク市)
ジュ・ド・バル広場 Place du Jeu de Balle
(毎日 午前7時〜午後2時:蚤の市)
2日目
みどころ 日程
<探訪2>
活気あふれる市場やカフェで
地元の人々と触れ合う
歴史の中で人々が生活する町「ゲント」では、市場めぐりがおすすめです。そして、広場に面したカフェなどは、人々が集まる場所は地元の人と触れ合う絶好のスポット。地元で評判のレストランや学生が集まるビアカフェ、話題のショップなどを巡ってみるのもよいでしょう。
朝:ブリュッセルを出発
↓(58km/45min)
午前:ゲント着、市内観光
(例)タウンクライヤーと市場めぐり→聖バーフ大聖堂〜鐘楼〜聖ミヒール橋〜グラスレイ〜フランドル伯の居城
↓クルーズ
午後:シント・マルテンス・ラーテム
↓クルーズ12.30-18.30
夕刻:ゲント
《ゲント泊》
ホテル レストラン アトラクション
Marriott Ghent
Korenlei 10, 9000 Gent
TEL: +32 9 233 93 93 FAX: +32 9 233 93 94
http://www.marriottghent.be//
Ghent River Hotel
Waaistraat 5, 9000 Gent
TEL: +32 9 266 10 10 FAX: +32 9 266 10 15
http://www.ghent-river-hotel.be/
パクハウス ‘t Pakhuis
Shuurkenstraat 4, 9000 Gent
TEL: +32 9 233 55 55 FAX: +32 9 225 71 05
http://www.pakhuis.be/
タウンクライヤーと市場巡り
場所:フライダハ広場Vrijdagmarkt
(5-9月の日曜日午前10時〜)
マスタードショップ「Tierenteyn-Verlent」
Groentenmarkt 3, 9000 Gent
休み:日曜日
スイーツショップ「Temmerman」
79 Kraanlei, 9000 Gent
休み:日曜日
クルーズ(ゲント-シント・マルテンス・ラーテム-ゲント)
5月:火祝日、6・9月:火木日、7・8月:火水土日
料金:11.50EUR(ボートとリップのみ)
3日目
みどころ 日程
<探訪3>
北海沿岸のリゾートめぐり
のんびりした海岸で美術を楽しむ
北海沿岸のリゾート・オステンドと、ファミリー向けのビーチリゾート・シントイデズバルドへ。シントイデズバルドは、可愛らしい別荘が点在する小さなリゾートとして人気。毎年復活祭の週末には花市が開催されるほか、住民は競って家を花々で飾り、美しい街並みを維持しています。住宅街の一画には、デルヴォーの作品を展示したポール・デルヴォー美術館があり、観光のハイライトとなっています。
<ヴールヌのイベント>
懺悔者の行列
場所:市内中心部
開催日:7月最終日曜日(2007年は7月29日)
17世紀から続くお祭りです。
朝:ゲントを出発
↓(68km/50min)
午前:オステンド市内観光
(例)駅前広場→メルカトール→レオポルド公園(花時計)→カジノ→海岸線→アンソールの家→魚市場
↓(60km/50分)
午後:シント・イデズバルド【デルヴォー美術館】
↓(65km/55分)
ヴールヌ
↓(55km/45分)
夕刻:ブルージュ
《ブルージュ泊》
レストラン アトラクション
Restaurant Midland (seafood)
Visserkaai 20 , 8400 Ostende
TEL/FAX: +32 59 70 35 13
Restaurant Gloria
Albert I ? Promenade 60, 8400 Oostende
TEL : +32 59 80 66 11 FAX : +32 59 80 66 29
http://www.andromedahotel.be/
ポール・デルヴォー美術館 Museum Paul Delvaux
Paul Delvauxlaan 42, 8670 Sint-Idesbald-Koksijde
TEL: +32(0)58 52 12 29 FAX: +32(0)58 52 12 73
料金:一般5EUR、団体4EUR
開館時間:10:30〜17:30
休館日:4〜9月は月曜日、10〜12月は月〜水曜日、1月9日〜3月末、1月1日、12月25日
info@delvauxmuseum.com
http://www.delvauxmuseum.com/
4日目
みどころ 日程
<探訪4>
フランダースの平原が広がる
ダムで憩いのひとときを
ブルージュ近郊の町ダムは、並木道と牧草地帯が広がるフランダース地方の典型的な田園風景が見られます。小さな町に点在するカフェやレストランでのんびり過ごせば、日常と違う時の流れに、きっと心も癒される時間になるでしょう。
朝:ブルージュ市内観光
(例)市→ブルグ広場の市庁舎→聖血礼拝堂見学→魚市場→ダイヴァー河畔をすすみ→グルーニング美術館へ→聖母教会見学
↓約30分のクルーズ
午後:ダムに到着。古書店やカフェめぐりなど自由行動。
↓30分:クルーズ
午後:ブルージュ市内観光
(例)情緒豊かな馬車で市内を巡る(30分)→レース編み体験―Choco Story(チョコレートの歴史、デモンストレーション)
《ブルージュ泊》
アトラクション
馬車観光
De Brugse Koetsiers
Gemene Weidestraat 51, 8000 Brugge
TEL: +32(0)50 34 54 01 FAX: +32(0)50 34 54 60
料金:1台30EUR(大人5人乗車可能)
所要時間:35分
7月・8月は夜の観光も可能
©Toerisme Brugge
koetsen@hippo.be
http://www.hippo.be/koets
チョコレート博物館 Choco Story
http://www.choco-story.be/
市場
魚市 魚市場/火〜土曜 8:00〜13:00
食品・日用品市 マルクト広場 Markt/水曜 7:00〜13:00
ザンド広場 t‘Zand/土曜 7:00〜13:00
ブルス広場 Beursplein/土曜 7:00〜13:00
レースセンター Kantcentrum
http://www.kantcentrum.com/
クライス・アンティーク Claeys Antique
http://www.claeysantique.com/
5日目
みどころ 日程
<探訪5>
最先端のモードが集まる
アントワープのファッションウォーク
ファッションの街アントワープのトレンドに触れられるのが、ギャラリーやカフェ、州立モード博物館などが集まるモードナシー。デザイナーズショップが多いナショナル通りや最近注目を集めているザウト地区も要チェックです。
<アントワープのイベント>
王立アカデミー卒業ファッションショー
2007年6月中旬
朝:ブルージュを出発
↓(94km/80min)
午前:アントワープ市内観光
(例)ファッションウォーク(レオポルド・デ・ワルストラート→アントワープ王立美術館→ザウト地区→現代美術館MUHKA→州立写真博物館→スヘルデ川岸→アンティーク、古物、中古品のショップ-ナショナルストラート→ファッションの殿堂モードナシー)
↓(94km/80min) (50km/50min)
夕刻:ブルージュまたは、ブリュッセル
アトラクション
金曜広場 Vrijdagmarkt
中古品市(家具・日用品・オークション):金曜日朝
劇場広場 Theaterplein
エキゾチック・マーケット:土曜 9:00〜17:00
リンネル広場 Lijnwaardmarkt
アンティーク市:イースター〜10月の土曜 9:00〜17:00
聖ヤン川沿い St-Jansvliet
のみの市:日曜9:00〜17:00
©Toerisme Vlaanderen
フランダースの郷土料理 シーフードに注目!
フランス料理をベースに独自の素材を使って味覚を発展させていったベルギーは、グルメの都としても有名です。各地方によってその土地ならではの郷土料理があり、フランダースでは北海で獲れる魚介類を使ったシーフードは見逃せません。ムール貝の白ワイン蒸し「ムール・オ・ヴァン・ブラン」や、マヨネーズで和えた小エビをトマトに詰めた「トマト・オ・クルベット」、魚介類(またはチキン)と野菜を煮込んだクリームシチュー「ワーテルゾーイ」、ウナギのグリーンソース煮「アンギーユ・オ・ベール」などは代表的な料理です。また、アントワープ名物の牛肉の燻製「フィレ・ダンベール」など、その土地ならではのメニューもぜひ味わってみたいものです。
都市紹介
ブリュッセル ゲント シント・マルテンス・ラーテム オステンド
©ベルギー観光局 /Mieko Yagi
首都ブリュッセルはグルメの都としても有名です。チョコレートショップやレストランが集まるグラン・サブロン広場、シーフードレストランが多い魚市場界隈、本場のベルギービールなど、食文化の魅力は見逃せません。
©ベルギー観光局 /Mieko Yagi
現代と中世が調和した古都ゲントの広場では、花市や野菜・果物市などが開催されるほか、毎週日曜日にはタウンクライヤーによる5つの市を巡る無料ツアーも催行されます。ライトアップが美しい夜の街を歩くのもよいでしょう。
©Toerisme Vlaanderen/C. Potigny
現代と中世が調和した古都ゲントの広場では、花市や野菜・果物市などが開催されるほか、毎週日曜日にはタウンクライヤーによる5つの市を巡る無料ツアーも催行されます。ライトアップが美しい夜の街を歩くのもよいでしょう。
©Toerisme Vlaanderen / J.J. Soenen
北海沿岸のリゾート地オステンドでは、自慢のシーフードを味わったり、カジノで運試しをすることもできます。リゾートホテルやショップ、レストランが立ち並ぶ海岸沿いのプロムナードを散策して開放的な気分に浸ってみましょう。
シント・イデズバルド ヴールヌ ブルージュ ダム
夏場は家族連れで賑わう小さなリゾートタウンで、美しく装飾された家並みが印象的な町です。観光のハイライトはポール・デルヴォー美術館で、幻想的な作風で知られるデルヴォーが好んで暮らした町を散策してみましょう。
©Toerisme VlaanderenD. De Kievith
海岸線から一歩入った内陸部の小さな町で、中世の街並みがそのまま残されています。市庁舎や聖ヴァルブルガ教会など、歴史的な建造物を巡りながらの町歩きは、タイムスリップしたような気分を味わえることでしょう。
©Toerisme Vlaanderen/P. Monney
居ながらにして世界遺産に触れられる街ブルージュでは、マルクト広場をはじめ、魚市場、ザンド広場、ブルス広場などで市場の活気と出会えます。マルクト広場と旧外壁門の間のショッピングストリートを巡るのも楽しみです。
©Toerisme Vlaanderen 2002/Nieuwenhoff
かつてブルージュの外港だった近郊の町で、のどかな田園風景で知られています。ブルージュからは遊覧船で30分ほどの距離で、運河に沿って広がる平原に点在する並木や風車家々など、牧歌的な景色が満喫できます。
アントワープ
港町アントワープはファッションやダイアモンドの街としても有名です。毎週土曜にはアンティーク市やエキゾチック市が開かれるほか、歩行者天国のショッピングストリート、メール通りなど買い物の楽しみは尽きません。
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