ミュンスターの都市紹介はこちら

10年に一度の芸術大祭は必見
　2007年は、10年に一度だけ行われる大規模なアートイベント「国際彫刻プロジェクト」（6月17日〜9月30日）がミュンスターで開催されます。 前回（97年）は25カ国から著名な芸術家が参加し、50万人の人出で賑わいました。今年はそれを上回る35カ国からの参加が予定されています。 作品のほとんどはミュンスターで制作され、制作過程もじっくり見学。公共施設や公園などがステージとなり、街の景観と一体化した作品を至る所で目にすることができます。 公開講座やワークショップなど、多数のイベントも開催されます。市内のホテルでは、特別パッケージも用意しているので要チェック。
　ミュンスターはまた、自転車の街としても有名です。過去の作品と歴史を巡る自転車ツアーも楽しい体験になるはず。芸術や歴史に興味を持つアクティブシニアには、 おすすめのアクティビティといえるでしょう。
ミュンスター国際彫刻プロジェクト2007について（英語）

ロストックの都市紹介はこちら

ハンザ同盟の栄華をしのぶ盛大な帆船フェスタ
　リューベックやヴィスマールとともにハンザ同盟の創世メンバーで、バルト海の通商ルートとして絶大な影響力を持っていた港町。造船技術にも長け、 バルト海で最初の大学も創設され、中世期にはハンザ同盟の重鎮として栄華を誇っていました。往時の繁栄をしのぶ帆船フェスティバル「ハンザ・セイル」が毎年8月、 盛大に行われています（8月9〜12日）。このフェスティバルはバルト海沿岸の都市が参加するバルト海セイルの中でも最大規模で、 毎年100万人以上の来場者で賑わいます。市内の港やヴァルネミュンデに大型帆船や伝統的な船が多数発着し、壮大な景観が楽しめます。
　会場にもなるヴァルネミュンデは、ロストック郊外にある夏の行楽地。バルト海に面して長い海岸線が続きます。リゾートホテルも充実し、 マリーナには新しくホーエ・デューネ・ホテル・ヨット・ハーバーもオープンしました。高級感あふれる客室やスパで、 くつろぎの滞在がおすすめです。
ハンザ・セイルについて（英語）　　バルト海セイルについて（英語）　
ホーエ・デュネ・ホテル・ヨット・ハーバーについて（英語）

アウグスブルクの都市紹介はこちら

ジャズ一色に染まる真夏の祭典
　アウグスブルクは音楽にゆかりの深い街。モーツァルトの父親の生家が残り、現在では記念館となっています。クラシックだけでなく、 毎年夏にはジャズフェスティバルも開催。今年で15回目となる国際アウグスブルク・ジャズ・サマー（7月11日〜8月10日）は、世界中から著名なジャズミュージシャンが集まり、 植物園などを舞台にパワフルな演奏を繰り広げます。国際的にも評価の高いミュージカル「ジーザス」（6月29日〜7月29日）も野外劇場で上演され、街中に音楽が満ちあふれます。

エアフルトの都市紹介はこちら

闇夜に浮かび上がる幻想的な演劇祭
　街のシンボルともいえる大聖堂と、すぐ隣にそびえる聖セヴェリ教会の間にある70段の階段で毎夏、幻想的な演劇祭が行われます。 聖歌隊、オーケストラ、バレエなどの要素を融合した絢爛豪華なステージ。バックに浮かび上がる大聖堂と聖セヴェリ教会も、幻想的で美しい空間を演出します。 旅のハイライトにおすすめのフェスティバル。とても人気が高いので、チケット手配はお早めに。
8月11、12、 17、 18、19、23、24、25、26、30、31と9月1、2日に開催されます。

フライブルクの 都市紹介はこちら

心ゆくまでワインに浸る6日間
　毎年7月の1週目に開催されるのがワインフェスティバル（7月5〜10日）。大聖堂広場には多くのテントが張られ、さまざまな種類のバーデンワインに埋め尽くされます。 珍しいヴィンテージからライト感覚のスパークリングまで、400種以上のワインが大集結。この地域でしか味わうことのできない上質のワイン （クワリテート・ワインやトロッケンベーレン・アウスレーゼ）をお試しいただけます。ホテル2泊（朝食付き）、テイスティング、公式ガイド、 ワインギフトがセットになったお得なパッケージも用意されています。また、8月2〜12日には、地元ワイナリーが提供するフライブルク・ワインテイスティングも行われます。

ハイデルベルクの都市紹介はこちら

古城のイルミネーションと演劇を堪能
　ネッカー川と市街を一望できるハイデルベルク城は街のシンボルになっており、年間を通じてさまざまなイベントが予定されています。そのハイライトは、 毎夏行われるイルミネーション（6月2日、7月14日、9月1日）とフェスティバル（6月23日〜8月12日）。イルミネーションでは、 ライトアップされた古城と花火の競演が幻想的な世界へと誘います。演劇やコンサートが多数上演されるフェスティバルも必見。古城全体が舞台装置となり、 荘厳な雰囲気とともに素晴らしいステージが楽しめます。
ハイデルベルク城フェスティバルについて（英語） 　　ハイデルベルク城イルミネーションについて（英語）

コブレンツの都市紹介はこちら

2つの川の合流地点に打ち上がる大輪の花火
　ライン川とモーゼル川の合流地点にあるコブレンツ。ライン川に突き出すように位置するドイッチェス・エックを中心に、ラインの火祭りが毎年開催されています（8月11日）。 イルミネーションに彩られた両川岸からは花火も打ち上げられ、その脇で80ものクルーズ船がゆっくりと水辺を滑ります。クライマックスは、城塞から90分間にわたって咲き乱れる花火。 その光景は感動そのものです。大人気のイベントのため、早めの予約をおすすめします。また、コブレンツ〜ビンゲンのライン川流域は、世界遺産に登録されています。風景を堪能しながら、 クルーズでコブレンツにアプローチするのもおすすめです。
ラインの火祭りについて（英語）

リューベックの 都市紹介はこちら

巨大な砂の彫刻がリゾート地に出現
　「ハンザの女王」として栄華を誇ったリューベック。街の象徴ともいえるホルステン門をはじめ、1000以上の歴史的建物がひしめき合う旧市街は世界遺産に登録されています。 リューベックから車で25分ほど走ると、美しい白砂のビーチが広がるリゾート地、トラベミュンデがあります。そこを舞台に毎夏、サンド・ワールドが開催されます（7月6日〜9月2日）。 国際的な彫刻家が集まり、約1000トンの砂を使った芸術作品は、大きいものでは高さ11ｍにも及びます。期間中には国際ミュージックフェスティバルが同時開催されるなど、 大勢の観光客で賑わいます。
サンド・ワールドについて（英語）

ポツダムの都市紹介はこちら

クルーズで楽しむ宮殿と庭園のある風景
　フリードリヒ大王が建てたロココ調の夏の離宮、サンスーシー宮殿をはじめ、宮殿と庭園で有名なポツダムの景観は、世界遺産にも登録されています。 美しい街並みを満喫する最適のプランは、クルーズによる観光です。多彩なクルーズツアーがそろっていますが、そのハイライトともいえるのが夏季に行われる Nocturnal palace impressions（夜のお城巡りクルーズ）。ライトアップされた宮殿や花火を望みながら、クラシック音楽などが楽しめます。 2007年は5月18〜19日、6月15〜16日、7月13〜14日、8月10〜11日、17〜18日、24日〜25日に運航されます。

レーゲンスブルクの 都市紹介はこちら

宮殿で繰り広げられる一大ページェント
　レーゲンスブルクは、12世紀に建造されたドイツ最古の石橋でも有名な古都です。その歴史ある旧市街は2006年6月、世界遺産に登録されました。
　ヨーロッパでも最大級の規模を誇るトゥルン・ウント・タクシス宮殿では毎年夏の10日間、フェスティバルを開催しています（6月29日〜7月8日）。 ライトアップされた中庭や建物を背景に、コンサート、オペラ、ミュージカルなどが野外で繰り広げられます。毎回約3万人もの観客を集める大イベントなので、 その雰囲気も一緒に楽しんでみては。
Odeon Concert（ドイツ語）＊フェスティバルの開催事務局

(C)カールスエール州立美術館

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ヨーロッパ文化首都のメインイベント
　世界遺産にも登録されているポルタ・ニグラをはじめ、ローマ遺跡が点在するドイツ最古の街。2007年のトリアは、ヨーロッパ文化首都として500以上のイベントを予定しています。 そのメインイベントがホルスト・ケーラー連邦大統領支援の下で開催される「コンスタンティヌス大帝展」（6月2日〜11月4日）。 西ローマ帝国の初代皇帝となったコンスタンティヌス（275-337）が居を構えたゆかりあるトリアで、ヨーロッパの西半分を統治した皇帝の偉業や歴史に触れてみましょう。 開催期間が長いので、旅のアクセントとして組み込みやすいイベントです。
コンスタンティヌス大帝展 in トリアについて（日本語）

ヴィースバーデンの 都市紹介はこちら

ラインガウで音楽とワインに酔う
　歴史的な建造物が数多く残るヴィースバーデンで、毎夏行われるのがラインガウ音楽フェスティバル（6月23日〜9月1日）。著名な演奏家やオーケストラが、 クラシック音楽を奏でます。国際的にも評価の高い音楽祭で、毎年12万人の人出で賑わっています。ラインガウ地域はドイツ有数のワイン産地。ワインにちなんだイベントも盛んです。 ラインガウ・ワインウィーク（8月10〜19日）では、115のワイン業者が一堂に会し、料理やエンターテイメント、リースニングワインのテイスティングなどが楽しめます。 ワイン好きには見逃せないイベントといえるでしょう。

ヴュルツブルクの 都市紹介はこちら

世界遺産のレジデンツに響くモーツァルトの調べ
　ロマンティック街道の起点で、フランケンワインの中心地でもあるヴュルツブルク。世界遺産にもなっているレジデンツをはじめ、中世の面影を色濃く残す歴史的な街です。 そのレジデンツで行われるのが、モーツァルト音楽祭（6月8日〜7月7日）。最も豪華な「皇帝の間」やローズガーデンなどで、モーツァルトの楽曲が交響楽団によって演奏されます。 室内楽で中世の雰囲気に触れてみたり、美しい庭園でロマンティックな気分に浸ったり、お好みのスタイルを提案してみては。