どうなるNDC-キープレーヤたちが語る流通の未来
-GDS座談会・後編

先行きなお不透明も、アグリゲーターとしての進化期す
さらなる新技術の活用にも意欲

  • 2018年10月9日(火)
NDCは規格で、航空会社からの情報がアグリゲーター間で変わらないとすると、財務基盤と開発力のある会社が有利になるはず。それでも各社がめざす姿はほぼ同じですが、差別化はどのようにお考えでしょうか。また、5年後に日本で旅行会社が扱うNDC経由の予約比率はどれくらいと予想されますか

トラベルビジョン代表取締役会長の岡田直樹



東海林 NDCは手段であり、手段による差別化は難しい。航空会社ごとに何を売るのか異なってくる。また、旅行会社によって得意なデスティネーションもある。何をもって差別化するかは、代理店が何を得意としているのか、何を訴求するのかによって変わってくるだろう。IATA は、NDCを最初に立ち上げた21社が2020年までに直販以外の20%をNDC経由にするという目標を掲げているが、航空会社が何を売るのかコンテンツがまだ出てきていない。



竹村 顧客のデータを持つことでサービスを充実させることが重要になってくる。規格が統一されても、旅行会社の武器になるようなものを商品に流し込んでいく必要がある。ガラパゴス的なものに置き換えるのであれば、旅行会社の競争力強化にはつながらないだろう。

 5年後についてはまだ分からないが、異業種からのプレーヤーが参入し、日本市場を虎視眈々とねらっている外資もいる。そういった新規プレーヤーと競合していくうえで、どのアグリゲーターを選ぶのかによって、各企業の将来性は決まってくると思う。あるOTAがアマデウスと提携したことがニュースになるだけで、その会社の株価も上がったという事例もある。



インフィニ・トラベル・インフォメーション代表取締役社長の植村公夫氏



植村 航空会社が提供するコンテンツにいかに早く的確に対応できるかが差別化に繋がるのではないか。また、バックオフィスのサポートもきめ細かくやっていく必要があるだろう。日本では、航空会社がNDCで売り方を差別してくるとはあまり思えない。NDC特別運賃というものを出してくるなら、販売比率も上がるかもしれないが、IATAの目標には到底届かないと思う。



添川 航空会社はNDCの活用法を考えているが、旅行会社もそれをどのように活用して個性を出していくか考えなければいけない時代がくるだろう。まだ、航空会社がNDCにすべてのコンテンツを出すかどうか分からない。直販、GDSとのチャネル間の競争になるのではないか。

 5年後、今のGDS情報をすべてNDCに置き換えることができれば、30から40%に届くのではないかと期待はしている。緑の文字列を追うというのは今の時代に合わない。NDCはビジュアル化され、操作も楽になる。マニュアルがなくても誰でもすぐに使えるようになればと思う。

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