タイの原風景が残る東北部イサーン、商品造成への可能性と課題[PR]

タイの新デスティネーション候補
遺跡、フェスティバル、スポーツなど多彩な観光素材

  • 2017年9月20日(水)

タイ三大祭の一つ、キャンドルフェスティバルは100年以上の歴史

現在は25寺院から60台の山車がパレードで披露される

 ウボンラーチャターニー県はラオスとカンボジアに接するタイ最東部の都市で、バンコクから約630キロに位置し、飛行機はDDとタイ・エアアジア(FD)が就航しており、約1時間ほどで到着する。タイでは、バンコクやチェンマイなどの「ロイクラトン祭り」とスリンの「象祭り」と並んで、「キャンドルフェスティバル」が三大祭とされているが、その舞台がこのウボンラーチャータニーだ。

 フェスティバルは今年で116回目で、もともとは仏教僧が寺院からの外出を禁止されるカオ・パンサー(入安居)の時期に、僧侶が夜に読書をするためのろうそくを寄贈したことが祭りのはじまりとされている。

山車の制作現場も訪れた。1つの山車にはおおよそ500キロの蜜蝋を使っており制作には約40日かかる

 山車は仏教にまつわる物語のデザインが多く、模様は炎、蓮の花、ヘビなど。11年前からコンテストもおこなわれており、TATウボンラーチャターニーオフィスによると、最近ではタイ国内を含め世界中から毎年約150万人の観光客が訪れているという。

 パレードを旅行商品に組み込むには確実に観覧できる場所を確保したいところ。1人500バーツで観覧席が販売されており、事前予約も可能で、ウボンラーチャターニーのトラベルセンターで購入できる。


課題はあるも腕の見せどころ
工夫次第で商品化に可能性


現地オペレーターによればLCCのノックエアー(DD)でも団体であれば席の確保が可能になることがあるという  イサーン地域の旅行商品の造成が少ない理由として、陸路の移動費が販売価格に反映し高額になってしまうことや「商品化しても店舗スタッフの知識が追い付かない可能性があり、お客様の質問に対して答えられない商品は当然売れない」といったデスティネーションだけの問題だけではない声も聞かれた。

 新しいデスティネーションの商品化には当然課題が多い。しかし航空会社の直販やインターネットの更なる進化により、特にバンコクやプーケットなどのデスティネーションは旅行会社を介さず旅行をする消費者はますます増加するだろう。

 「売れるデスティネーション」にすることができるのは旅行会社の腕の見せ所であり、今もサプライヤーや消費者から期待されている役割のひとつだ。

今回のファムツアーには北海道から福岡まで9つの都道府県から旅行会社が参加 今回の参加者からは、「旅慣れていて、あまり有名でない所に行きたい人には刺さるデスティネーション」、「送客数を求める大手よりも、小規模で顧客がリピーターである旅行会社なら販売できる」とターゲットを明確にすれば売れるという前向きな意見も出ており、実際に昨年末にイサーン地域だけで10日間のツアーを実施した旅行会社は、陸路の移動費がツアー代金に加算され通常のタイへの旅費よりも高くなったが、お客様への説明と商品提案により納得して参加してもらうことができたという。

 また、その移動の課題も、LCCを団体利用することで解決する可能性もありそうだ。10名以上の団体であれば交渉ができ、空席状況によっては座席を確保できる可能性があるそうで、さらにバンコクのドンムアン空港ではDDのグループ専用レーンもある。こうした工夫が前提とはなるが、イサーン地域は十分に商品造成を検討するに値するデスティネーションであり、また旅行会社が取り組む意義のあるデスティネーションでもあるはずだ。
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