現地レポート:台湾ランタンフェスティバルの魅力とツアーの可能性

1000万人以上が訪れる台湾ランタンフェスティバル
活気に満ちた元宵節イベントをフックに地方都市へ

  • 2012年2月24日(金)

巨大な龍のランタンが華やかに点灯

日本の新聞各紙のインタビューに応える交通部観光局局長の賴瑟珍氏  今年の台湾ランタンフェスティバルをひと言で表すなら、「伝統とテクロノジーの融合」と話すのは、交通部観光局局長の賴瑟珍氏。毎年干支がテーマとなるメインランタンは、高さ20メートル、重さ40トンと過去23年で最も大きいが、20万個のLED電球を使用することで節電も意識しているという。

メインランタンが点灯。歓声のなか、夜空にはレーザー光線や花火が踊る  台湾総統の馬英九氏の挨拶が終了した午後7時過ぎ、一瞬で照明が落ちると、次の瞬間巨大な龍が鮮やかな光をまとって回転し始めた。暗闇にはレーザー光線と花火が舞い、会場を興奮が包む。例年以上に存在感のあるメインランタンの雄姿は、新しい年の幕開けとともに、100周年を経た台湾のさらなる躍進を体現しているといえるだろう。

 暗くなると、どのエリアのランタンもさまざまな色に輝いて、昼間とはまったく異なる表情を見せる。お気に入りのキャラクターを見つけて写真をとったり、あちこちに出現している屋台料理を食べたりと、まさに日本のお祭りといった趣だ。

カラフルに輝くランタンを見ながらそぞろ歩くのが、ランタンフェスティバルの素朴な楽しみ方  初日ということもあり、その賑わいは想像以上。日本からグループを送る場合、もっとも懸念されるのは、参加者がはぐれることだ。対策を練っておく必要があるが、会場は毎年変わるので、現地の様子をつかみにくいのが難点。しかし、会場をひと通り歩いてみて、治安面での不安は感じなかった。日本でいえば有名寺社での初詣の人出と思えば想像しやすいだろう。

 また、開幕のセレモニーを見学するには、来賓席の確保が必要となる。一般エリアでの見学は尋常でない混雑ぶりなので、点灯の瞬間はもちろん、ステージでのパフォーマンスをゆっくり鑑賞することもできない。

 確かに点灯セレモニーはひとつの見どころだが、展示物を見て回るだけでも興味深いので、初日を避けて訪れるのも一案だろう。14日間の期間中は、サーカスや舞踊ショー、音楽会などのイベントが日替わりで開催されているほか、メインランタンも30分ごとに音と光のショーを上演するので、その迫力を間近で見ることができる。

日本のキャラクターを象ったランタンも随所に  速報によると、今年の来場者数は過去最高の1000万人以上にのぼり、彰化県に百億元(約270億円)の経済効果をもたらした。日本からの参加者はツアー客が1500人ほどで、まだ開拓の余地がある。来年は新竹県竹北での開催が正式に決定。台北から高速鉄道で約40分の新竹に隣接する竹北は、新竹での観光や充実した宿泊施設を利用することができる。ビーフンや肉だんごが名物の新竹は、台湾のシリコンバレーでもあるユニークなエリアだ。なお、2013年の旧暦1月15日は2月24日、台湾ランタンフェスティバルは3月3日まで開催される。

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